〜 わかっていても勝てないの 〜
R.N. コアラのリボンにひとめぼれ!
このページは,筆者のこれまでの敗北の経験を元に,菊池志穂が行うジャンケ ン大会における基本的法則を紹介するページである.このページは筆者が長い 間かかってチェックした菊池志穂のジャンケンのクセから導出される必勝法を 述べたものである.ただし,ジャンケンはジャンケンであり,絶対勝利できる, という保証はない.念のため付け加え…るまでもなく,筆者は勝てないタイプ なのだが(笑).
トークライブやイベントではもはやお馴染みとなったプレゼント争奪ジャ ンケン大会.これに勝利し,プレゼントをゲットしたいと願うのはファンとし て当然の願いであろう.
ここでは,筆者がとくに参加する数の多い菊池志穂のイベントに焦点をあ て,菊池志穂の行うジャンケンにおける手の出し方のクセを検討考察し,勝率 を上昇させることを目指す.以下,二つの基本傾向に則った菊池志穂のジャン ケンの癖とその対策について述べる.
ジャンケンといえば,グーチョキパー.グッチッパーでもグリンチリンパ リンでもなんでもいいが,グーパーチョキではない.あまつさえチョキグーパー では間抜けすぎる.この「グーチョキパー」には重大な秘密が隠されている. それは,過去数十の菊池志穂のジャンケンの2手目および3手目の手は,ほぼ 100パーセントこの順序に則っているのだ. 例を述べる.
これはなにを意味しているだろうか.そう,この法則を知っていると,必 ず「1回勝つと3回は勝てる」のである.すなわち,最初の手さえ勝てればあと はほぼ最終段階に残ることができるのだ.
ところが傾向1は残念ながら最初の3手程度に しか通用しない.これは,おおよそプレゼントをゲットするまでにあと2回程 度のジャンケンで済むぐらいの人数になったあたりから変化が起こる.これは 傾向1を把握し,パターン通りに手を出そうとす るファンをふるい落とすためになされると考えられる.
この変化は具体的には,残余人数が参加人数の 10% 程度におちついてきた あたりで発生するが,厳密ではない.ただし,この次の手の出し方は非常に 法則性が高い.それは,同じ手は2度連続で出すことは ないことである.すなわち,次の手が傾向 1に従わず,かつこの傾向2に従う場合, 手はかならず一つに確定する(表1).
前の手 | 後の手 |
---|---|
グー | パー |
チョキ | グー |
パー | チョキ |
これを利用すると,変化が発生する瞬間を読み取ることができれば必ず 勝率を上げることが可能である.
傾向1および2以降の傾向は,その要素が少な いことなどから一般的ではないが,基本的には傾向1 を踏襲するものと思われる.この点に関しては今後の傾向調査と対策に期待さ れる.
ここでは以下の二つの基本法則について,その様子と対策を述べた.
今後,「初手に関する基本法則」「ジャンケン順序則の変更タイミングに 関する検討」「最終的な必勝パターン」などについてさらなる検討考察を行い, より高い勝率を得ることを目指し,今後の課題とする.
[1] コアラのリボンにひとめぼれ! ら:「きくちしほのかふぇてらす」, http://www.wakaba.toyonaka.osaka.jp/shiho/.
[2] おさる一族・編:「おさるの日記帳」 (1998).
(1999年12月12日提出/1999年12月14日採録/2000年4月7日加筆修正)