リカバリーに関する考察

リブレットのリカバリーに関してつらつらと書いて行きます。 ただし正規の手法以外のリカバリー方法は無保障です。 リカバリーの前にはデータなどのバックアップを忘れずとっておきましょう。 何かありましたら掲示板メールでお願いします。

1. リブレット50をリカバリーする

リブレット50は、購入時にはリカバリーCD等という便利な物はついていません。 オプションのFDDを使って、リカバリーFDを作成する、という作業が必要となります。 この作業は結構手間で、失敗すると二度と作成できなくなってしまったりと、 厄介な物らしいのですが、私が譲ってもらったLibrettoは作成済でしたので、 リカバリーFD作成については分かりません。 ということで既にリカバリーFDがある状態で、リカバリーすることを考えます。

2. Libretto ff1100Vをリカバリーする

現在執筆中、私はデスクトップにHDDをつなぎ、 リカバリCDから抜きだしたBOOTIMG.BIN(?)をFDに書き込む。 当時FILE2FD.COMを知らなかったのでrawrite.exeを使った。 これでできた起動ディスクに、デスクトップのCD-ROMドライブの ドライバを組み込み、AUTOEXEC.BATの機種チェックらしき行を削除し、 デスクトップでリカバリしました。 CDが2枚あり、最小構成インストールとかもあるので、 M3よりちょっと面倒みたい。

(2000.12.04追記)
無事手動によるffリカバリ成功しました。用意するファイルは

更に最小構成でリカバリする場合には以下の物を用意する。 まず下準備。リカバリ対象のHDDをデスクトップに付ける。 別にパーティションを二つに切ってリブレットでやっても構わない。 リカバリ対象のパーティションと別のパーティションに上記ファイルを用意する。 最小構成でインストールする場合は、BASE.BATを適当に編集する。 具体的にはdelとdeltreeのある行を残して上と下のややこしそうな所を消す。

リカバリはM3と同じ要領で行う。下記はリカバリ対象ドライブがCドライブの場合。

F3D CD1\S???????.002 c: /Q /v /F /C /D /E
F3D CD2\S???????.002 c: /Q /v /F /C /D /E
ポイントは/Qオプションで、イメージが複数のファイルになってる時にこれを指定するらしい。 といってもイメージを作るソフト(D3F.EXE?)がないのでよくわからないが。

以上で工場出荷状態となったはず。最小構成にするには、まずBASE.BATで不要ファイルを削除する。 カレントディレクトリにdeltree.exeを用意しておく。 用意してない人はC:\WINDOWS\COMMAND\DELTREE.EXEをコピーしておく。

BASE.BAT
F3D BASE.IMG c: /v /F /C /D /E
これで最小構成になる。 最後に
C:\WINDOWS\COMMAND\SYS C:\WINDOWS\ C:
とやっておかないと多分起動しない。M3でも多分同じ。

3. Libretto M3(Mobile Pack 3)をリカバリーする

内部的な動作はff1100Vのリカバリと同じでF3Dを使っている。 \TOSSET\FILE2FD.COMとリカバリCD内のBOOTIMG.BINを使い、
FILE2FD BOOTIMG.BIN
とかやって、起動ディスクを作る。 別にfdimage.exeやrawrite.exe (FreeBSDとかのインストールディスクのイメージをFDに書き込むのに使った) を使っても別に問題はない。 この起動ディスクに入っている F3D.EXEと、リカバリCDに入っているS359840d.001 (リカバリ用のでーた、でかい)を用意。 HDDをデスクトップにつけ、好きなサイズでfdisk、formatし、
F3D S359840d.001 c: /v /F /C /D /E
で、ディスクイメージをCドライブに書き込んでくれる。 "c:"には、M3用のHDDがついてるドライブを指定すること。 あとは起動ドライブをアクティブにするのをお忘れなく。

もうちょっと丁寧に書かないとだめかな・・・・?

(2000.01.14追記) F3Dが終った後、

C:\WINDOWS\COMMAND\SYS C:\WINDOWS\ C:
を実行する必要があるようです。





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